みき演劇セミナーで、志染町三津田地区をテーマに台本を手がけた吉川いずみさん=三木市役所
みき演劇セミナーで、志染町三津田地区をテーマに台本を手がけた吉川いずみさん=三木市役所

 日本中央競馬会(JRA)の1年を締めくくるG1レース「有馬記念」。このレースを生んだのが、三木市にゆかりのある人物ということをご存じだろうか。来年3月、地元の歴史をテーマにした「みき演劇セミナー」では、その先祖にスポットを当てる。台本を手がけた吉川いずみさん(68)に話を聞いた。(小西隆久)

 演劇セミナーは1996年度に始まり、26回目。2003年度の8回目から、三木の歴史などを創作劇にした「わがまちシリーズ」が好評を博す。

 今回は、武将の有馬則頼(のりより)、豊氏(とようじ)親子にスポットライトを当てた「有馬父子道」。吉川さんが三津田地区の郷土史家らと何度も話し合いを重ね、書き上げた。