消化器外科は消化管（食道、胃、腸）や、それに付随する肝臓や胆のうや膵臓（すいぞう）といった臓器の病気を手術などで治療する。各器官のがん切除手術のほか、虫垂炎、癒着性腸閉塞（へいそく）や腸管穿孔（せんこう）、鼠径（そけい）ヘルニアなども対象とする。＝末尾に専門医数ランキング
日本消化器外科学会は兵庫県内の専門医４０４人を公表し、兵庫県内１０１病院に３３７・２人（常勤換算）が勤務する。最多は神戸大付属の３２・８人で、兵庫医大、関西労災が続いた。関西労災は上部消化器外科（食道・胃）、下部消化器外科（小腸・大腸）、肝・胆・膵外科に分かれて専門的治療に当たる。
年間１２００件前後の手術をこなす明和は、肝胆膵疾患で高度技能を持つ医師が在籍する。加古川中央市民は他の診療科とも連携して肥満症外科手術（減量・代謝改善手術）で実績を重ねている。
