普段は注目されることが少ない地味な安全施設、歩道橋。その数、兵庫県内に少なくとも725基。ランキング上位は、個性豊かなスター歩道橋が勢ぞろいしたが、番外編として県内最短のミニマム歩道橋を紹介する。
歩道橋のデータは、国や自治体、高速道路会社などが管理する全道路施設を網羅した国土交通省の「全国道路施設点検データベース」(2024年12月20日現在)から抽出した。
県内で最も距離が短かったのは、JR西宮駅東側の「津門大塚第二歩道橋」(西宮市津門大塚町、7・8メートル)だった。JR線路のアンダーパスに架かるため橋脚を建設する必要がなく、コンパクトな構造を実現できたようだ。