スロープが幾重にも折り重なる滝野駅横断歩道橋=加東市下滝野

スロープが幾重にも折り重なる滝野駅横断歩道橋=加東市下滝野

 普段は注目されることが少ない地味な安全施設、歩道橋。その数、兵庫県内に少なくとも725基。ランキング上位は、個性豊かなスター歩道橋が勢ぞろいした。=記事末尾に長大歩道橋上位30のランキング表

 歩道橋のデータは、国や自治体、高速道路会社などが管理する全道路施設を網羅した国土交通省の「全国道路施設点検データベース」(2024年12月20日現在)から抽出した。

 4位は山陽電鉄荒井駅東側に位置する「日之出町2号歩道橋」(高砂市荒井町扇町、261メートル)。北側に計6本のスロープが折り重なっている上、南側もコの字型のスロープとなっている。線路と一般道路の計約20メートルを渡るには非効率な設計だが、バリアフリー対応への覚悟が光る。