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自宅の庭に「利神城」ジオラマで再現 佐用の男性

2020/12/27 05:30

 国指定史跡として知られる兵庫県佐用町平福の山城「利神(りかん)城」のジオラマを、地元の男性が自宅の庭に完成させた。全体の大きさは縦180センチ、横240センチで、天守までの高さは60センチ。朝霧を模した綿の中にそびえる姿は「雲突(くもつき)城」とも呼ばれた往時さながらで、地元でも「令和の利神城や」と話題になっている。

 3年前に大阪から移住した藤村義夫さん(66)が手掛けた。元々、舞台照明の仕事をしており、プラモデルなどの細かい工作が何よりの趣味。麓の自宅から山頂の利神城跡を眺めながら「これほどいい題材はない」と創作意欲を燃やした。

 昨年、庭の砂利で石垣づくりに挑戦したが、大きさなどが合わず断念。今年はホームセンターで玉砂利を購入して接着剤で固め、リアルな石垣を完成させた。山に見立てた盛り土の上にはプラモデルの城を置き、周囲の塀は木材を塗装して手作りした。在りし日の姿を再現しようと、戦国時代に大改修を施したとされる池田家の御殿屋敷も山裾に築いた。

 盛り土の表面には土を覆うための植物も植え、「春ごろにはもう少し山城っぽくなるはず」と藤村さん。「平福の町並みも再現していきたい」とさらなる進化を目指している。(勝浦美香)

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