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かばんやリース…障害者の力作110点 弱視、視野狭窄体験コーナーも 宍粟市役所

2021/12/19 05:30

 兵庫県宍粟市内の障害者支援施設利用者らの作品展「みんなをつなぐ心のバリアフリー展」が、同市役所1階で開かれている。さをり織りの手提げかばんやクリスマスリースなど110点が並ぶほか、弱視や視野狭窄(きょうさく)の見え方を体験できるコーナーもある。

 障害者への理解を深めてもらおうと、市が初めて企画。身体障害者が入居する「はりま自立の家」や、知的障害者が暮らす「しそう自立の家」など5団体の利用者が出品した。

 絵の具を付けた網を歯ブラシでこすり、しぶきを飛ばして仕上げたカレンダーは色鮮やか。色付きガムテープを貼ったごみ箱を組み合わせて表現したアニメキャラクターは、愛らしい姿で来場者を和ませる。体験コーナーでは専用の眼鏡を使い、視野が狭かったり視力が極端に弱かったりする人の見えにくさを学べる。

 24日まで。平日午前8時半~午後5時15分(24日は午後1時まで)。24日午前10時半~午後0時45分、就労支援事業所の焼き菓子や野菜などの販売がある。市障害福祉課TEL0790・63・3101

(村上晃宏)

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