脳性まひで手足が不自由な双子姉妹の20歳を祝おうと、兵庫県たつの市揖西町の写真館で26日、2人のための「成人式」が催された。母親から「晴れ着姿は諦めるしかないかな」と聞いた知人の美容師が、「夢をかなえてあげたい」と車いすに乗ったままでも着付けができる技術を習得。華やかな振り袖をまとった姉妹はとびきりの笑顔を見せ、大人の一歩を踏み出した。(村上晃宏)
成人したのは、姫路市の新居真歩さんと華歩さん。ともに未熟児で生まれ、酸素不足で脳性まひとなり、普段は車いすで生活する。着付けは太子町の美容室「楽櫛(らく)」を経営する美容師、宮本淑美(しゅくみ)さん(46)が担った。
新居さん姉妹の母親は約10年前から楽櫛の常連客で、宮本さんも姉妹が子どもの頃から知っていた。ある時、母親から「着物を着せてあげられず、成人式は諦めるしかない」と聞き、「何とか役に立ちたい」と一念発起。NPO法人全日本福祉理美容協会(広島市)が開く「車いす着付け」の講座を知り、座ったまま着付けができる技術を学ぼうと受講した。
今回は宮本さんとしても初の実践。真歩さんは優雅に舞うチョウの柄が入った緑の着物、華歩さんはシンプルで落ち着いた赤の着物を準備した。長じゅばんや帯などを順に着付けた後、形が崩れないよう襟などをテープで留め、帯の結び目も見えるよう背もたれの上部で結んだ。
座ったままの姿勢を保つことも難しい2人は、たびたび体勢を立て直すなど体力を使いつつも、着付けや化粧の最中は大人びた雰囲気に変わっていく自身に胸が高鳴っている様子。鏡で晴れ姿を確認すると満足そうな表情を浮かべ、宮本さんや家族と一緒に記念写真に納まった。
「大人になった実感が湧いた。また着物を着てみたい」と真歩さん。華歩さんは「とても楽しい一日。皆さんに感謝したい」と笑顔を見せた。
宮本さんは「高齢や障害で着物を着られない人たちのためにも、車いす着付けの活動は続けたい」としている。楽櫛TEL079・287・8302
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