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満開に近い東徳久地区のヒマワリ畑で、開園準備に追われる農家ら=佐用町東徳久
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満開に近い東徳久地区のヒマワリ畑で、開園準備に追われる農家ら=佐用町東徳久
満開に近い東徳久地区のヒマワリ畑で、開園準備に追われる農家ら=佐用町東徳久
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満開に近い東徳久地区のヒマワリ畑で、開園準備に追われる農家ら=佐用町東徳久

 兵庫県佐用町の夏の一大イベント「南光ひまわり祭り」が14日、同町東徳久(とくさ)のヒマワリ畑で始まる。今年は史上最速の梅雨明けによりヒマワリの成長が早く、祭りのスタートも当初予定していた16日から前倒しに。会場の畑では、農家や関係者らが大急ぎで準備に汗を流している。(勝浦美香)

 同町・南光地域では、1990年からまちおこし事業としてヒマワリを栽培。今年は東徳久、林崎、漆野の3地区が時期をずらして畑を開園する。町商工観光課によると、ヒマワリは種をまいておよそ60日で見頃を迎えるとされるが、今年は梅雨が早く明けたことで日照時間が増えた。成長には好影響で、祭りの会場となる東徳久、林崎地区では想定よりも開花が早まっているという。

 約22万本が育つ東徳久地区は既に満開に近い状態で、4・3ヘクタールの農地は一面真っ黄色。開園が前倒しになったこともあり、畑を管理する東徳久地区農事組合法人ではテントや看板の設置など、観光客の受け入れ準備に追われた。

 同法人の西山毅哉(たけや)さん(26)は「開花は早まったがいつもより生育が良く、均等な高さできれいに咲いた。ぜひ一度見に来てほしい」と呼び掛ける。同地区の開園は23日までで「ひまわり迷路」や、上津(うわづ)中学の生徒が世界中の珍しいヒマワリを育てた「世界のひまわり園」も楽しめる。

 林崎地区では6・6ヘクタールに約33万本が育ち、24日ごろに開園予定。祭りの最終日となる31日の午後8時からは、500発の打ち上げ花火もある。祭り期間中の土日、祝日は、JR姫新線播磨徳久駅発着の無料シャトルバスも運行する。

 また、ひまわり祭りとは別に、漆野地区でも約14万本を栽培し、8月1日ごろの開園を予定している。

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