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息の合った演奏を披露する(右から)日生貴之さん、井上充隆さん、岸元大周さん=赤穂化成ハーモニーホール
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息の合った演奏を披露する(右から)日生貴之さん、井上充隆さん、岸元大周さん=赤穂化成ハーモニーホール

 兵庫県赤穂市在住の音楽家ら3人が、新ユニット「カバーズミニ」を結成し、28日午後2時から、赤穂化成ハーモニーホール(同市中広)で初の演奏会を開く。太田裕美さんの「木綿のハンカチーフ」やキャンディーズの「年下の男の子」など曲は全て歌謡曲。1970~80年代を彩った名曲を奏でる。(坂本 勝)

 3人はトロンボーンの日生(ひなせ)貴之さん(49)=赤穂市、ピアノの岸元大周(ひろちか)さん(26)=同市、ドラムスの井上充隆(みちたか)さん(47)=岡山県倉敷市。関西の主要楽団の奏者らでつくる「トロンボーン・アンサンブル・カバーズ」の一員だ。カバーズとは別に、トロンボーン、ピアノ、ドラムス1人ずつの演奏形式も試そうと集まった。

 新型コロナウイルス禍で演奏機会が減る中、聞き覚えのある歌謡曲を届け、足を運んでもらうことが大事と企画した。井上さんは「人数が少ない分、個性を前面に出せる」と意気込む。岸元さんは「昔の歌謡曲が新鮮に聞こえ、シンプルだが、メッセージのこもった曲の演奏がすごく楽しい」と充実感を漂わせる。

 日生さんは「トークも交え、内容の濃いコンサートにしたい。曲を聴いていた時代のにおいや感情を思い浮かべて元気になってほしい」と話す。

 西田敏行さんの「もしもピアノが弾けたなら」、杏里さんの「オリビアを聴きながら」なども演奏。2千円(高校生以下千円、未就学児無料)。午後1時半開場。

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