真剣な面持ちで木造のミニハウス製作に取り組む受講生ら=たつの市龍野町日飼(西播建設業組合提供)
真剣な面持ちで木造のミニハウス製作に取り組む受講生ら=たつの市龍野町日飼(西播建設業組合提供)

 木造建築の基本を学ぶ西播建設高等技能学校(兵庫県たつの市龍野町日飼)の受講生11人が、卒業制作として木造平屋のミニハウスを完成させた。5分の1のサイズながら、伝統工法を用いて立派な家に仕上げた。(西竹唯太朗)

 西播建設業組合が運営する同校は、建築業界の後進育成を目的に1968年に開校した。実技が中心の「規(き)く術(じゅつ)コース」では、現役の棟梁(とうりょう)らの指導を受け、半年間の日程で図面の書き方や、のこぎりや差し金といった道具の使い方を学ぶ。例年、技術の上達を目指す大工のほか、DIY(日曜大工)を目的とした女性や高齢者も参加している。

 受講生は40~60代で、集大成としてミニハウス製作に取り組んだ。水道設備会社に勤める渡邊美幸さん(44)=同県太子町=は本業の水回りの工事中、ほかの作業を頼まれることもあるといい「自分で対応できるようになりたい」と初参加した。受講を終え、「学んだ技術を仕事や自宅の修理に生かしたい」と話した。

 同校は、9月に開講する2026年度の同コースの受講生を募集している。定員は10人程度で受講料は4万円(材料費込み)。4月24日までに申し込む。同校TEL0791・62・1950