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 兵庫県は16日、県内197の定点医療機関に6~12日の1週間に報告された新型コロナウイルスの感染者は341人で、1カ所当たりの平均は1・73人だったと発表した。前週比0・88倍で、9週連続で減少した。インフルエンザ感染者も2週連続で減少して1カ所平均17・66人となったが、「注意報」レベル(1カ所平均10人)は続いている。

 新型コロナの政令・中核市の定点当たりでは、神戸市=1・21人▽姫路市=2・32人▽尼崎市=0・87人▽西宮市=0・79人▽明石市=1・50人。15日午前0時時点の入院患者は前週より13人少ない151人、うち重症者は1人減って3人だった。

 またインフルエンザは、姫路市などで引き続き警報レベルの1カ所平均30人を超えている。県内の学校や幼稚園の学級閉鎖などは前週から89件減って284件だった。(井川朋宏)