ルールづくりのワークショップで、花火を楽しむ子どもたち(川西市提供)
ルールづくりのワークショップで、花火を楽しむ子どもたち(川西市提供)

 「ボール遊びをしてはいけません」「花火・たき火禁止」「大声を出さないで」…。近隣住民とのトラブルから禁止事項の多い公園が増える中、市民が主体となって話し合い、自治体とルールを決める新たな取り組みが広がっている。兵庫県川西市では一部で花火やボール遊びなどが可能になり、尼崎市の再整備事業では市民参加の社会実験が進む。「トラブルの根底にあるのはコミュニケーション不足。不満がある人にこそ参加してもらい、解決策を共に考えたい」と関係者。現場を取材した。(浮田志保、広畑千春)