子育て世帯向けにリノベーションされた県営住宅を見学する斎藤元彦知事と親子連れら=尼崎市蓬川町(撮影・広畑千春)
子育て世帯向けにリノベーションされた県営住宅を見学する斎藤元彦知事と親子連れら=尼崎市蓬川町(撮影・広畑千春)

 子育て世帯が転入、定住しやすい住環境を整えるモデルケースとして、兵庫県は29日、2024年度に「子育て住宅促進区域」を尼崎市内に設けると発表した。区域内では新婚・子育て世帯の新築住居購入に最大200万円などを補助。さらに県は、県内全域の県営住宅に入居する子育て世帯の所得制限を緩和し、優先募集枠を広げる。阪神地域の県住を中心に、子育てしやすいリノベーション(抜本的な改修)も進める。