朝夕の渋滞が激しい兵庫県姫路市広畑地区の国道２５０号について、兵庫県は、スマートフォンの位置情報を活用した渋滞緩和対策に乗り出す。ビッグデータを利用する渋滞対策は県内初。同地区を視察した斎藤元彦知事が明らかにした。渋滞箇所を通る車の経路や時間帯を分析し、道路利用者に電車の活用や通勤時間帯の分散を呼びかける。
同地区は臨海部に製造業の工場が集積し、通勤・退勤の時間帯に激しい渋滞が発生している。混雑を避けようとする車が周辺の生活道路に入るため、地域住民からは事故の発生を懸念する声も上がっている。
兵庫県、渋滞緩和にビッグデータ活用 姫路・広畑の国道250号「モデル地区に」
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