少子化に伴い児童生徒数が減少する中、姫路市教育委員会が、市立小中学校の規模適正化に苦心している。同市ではこの40年間で児童生徒数が半減。一方、学校数はほぼ変わらず、各学年に1学級しかない学校が増加している。市教委は子どもの学習環境の改善に向け、こうした学校の校区ごとに住民らを交えた「学校地域協議会」を設立。近隣校との統合も視野に話し合いを重ねるが、学校がなくなることへの地元の反発は根強く、議論は長期化している。(井上 駿)
少子化に伴い児童生徒数が減少する中、姫路市教育委員会が、市立小中学校の規模適正化に苦心している。同市ではこの40年間で児童生徒数が半減。一方、学校数はほぼ変わらず、各学年に1学級しかない学校が増加している。市教委は子どもの学習環境の改善に向け、こうした学校の校区ごとに住民らを交えた「学校地域協議会」を設立。近隣校との統合も視野に話し合いを重ねるが、学校がなくなることへの地元の反発は根強く、議論は長期化している。(井上 駿)