宝塚市は、課長級以上の99人を含む計369人の4月1日付人事異動を発表した。「室」を廃止して室長だった職員が部次長となり、さまざまな行政課題に部局間を超えて柔軟に取り組む体制を整えた。
また、既存の課を統合して新たに「環境エネルギー課」を設置し、業務の効率化や環境問題への対応強化を図る。市内の児童生徒数が昨年までの2年間で約500人減少していることから、小中一貫教育の推進などのために「教育環境整備課」を新設し、少子化対策を進める。大型事業の市立病院の建て替えに向け、次長級を1人増員する。(村上貴浩)