2日間の現地調査を終え、取材に応じる運輸安全委員会の航空事故調査官=2日午後、神戸市中央区、神戸空港
2日間の現地調査を終え、取材に応じる運輸安全委員会の航空事故調査官=2日午後、神戸市中央区、神戸空港

 神戸市中央区の神戸空港で5月31日午後、パイロットらを養成する学校法人ヒラタ学園(堺市)の小型プロペラ機が滑走路に胴体着陸した事故で、国土交通省運輸安全委員会の航空事故調査官は2日午後、現地調査を終えた。今後は関係者への聞き取り内容や機体の調査結果を精査して原因究明を進めるという。

 航空事故調査官3人は1日、現地調査を開始。2日は同空港の管制官から話を聞き、滑走路の状況を確認した。機体にフライトレコーダーはなかったという。