試合中に足をつった選手を支えるチームメートら=豊岡市戸牧、豊岡こうのとり球場
試合中に足をつった選手を支えるチームメートら=豊岡市戸牧、豊岡こうのとり球場

 兵庫県内は6日、高気圧に覆われて晴れ、気温が上昇した。猛暑の影響で、熱中症が疑われる救急搬送が相次いだ。

 全国高校野球選手権兵庫大会の会場の一つとなった豊岡市の豊岡こうのとり球場では、試合終了後に選手2人が倒れ、病院に搬送された。いずれも軽症。試合中も数人が足をつるなどし、一時中断される場面もあった。この日の同市の最高気温は34度で、市消防本部によると、他に10代から80代の男女6人が搬送され、70代の男性が重症、2人が中等症、3人が軽症という。

 神戸市でも同日午後5時半時点で、10代から80代の男女12人が熱中症の症状を訴え、救急搬送された。市消防局によると、70代の男女3人が中等症で、そのほかは軽症だった。(丸山桃奈、森下陽介)