写真と映像で1年を振り返る「2025年度新聞・通信・テレビ・ニュース映画報道展」が5日、大阪市中央区本町2の富士フイルムフォトサロン大阪で開幕した。写真60点を展示し、映像作品12本を上映している。11日まで。18日からは神戸会場で開催される。
関西写真記者協会(加盟67社、会員1030人)の主催で68回目。大阪・関西万博や阪神タイガースのリーグ制覇など今年を象徴する出来事のほか、神戸新聞社が部門賞を受賞した阪神・淡路大震災30年を迎えた追悼式典などが題材の「光 よりそう30年」や、消防学校で奮闘する若者に迫った「守るべきもの、瞳の先に」も展示されている。
能登半島地震や日本を去った和歌山・白浜のパンダ、戦後80年の節目を描いたニュース、猛暑の中でのスポーツを切り取った新景なども。映像では万博をはじめ、障害者の就労を巡る課題、競技かるたに熱中する高校生を追った作品などが上映され、来場者は熱心に見入っていた。
大阪会場は午前10時~午後7時(最終日は午後2時)。神戸会場は18~29日、さんちかホール(神戸市中央区三宮町1)で開かれる。いずれも入場無料。(中西幸大)
























