開会式で選手宣誓をする松本国際の岩方陽和主将=20日午前、淡路市佐野新島、淡路佐野運動公園第1野球場
開会式で選手宣誓をする松本国際の岩方陽和主将=20日午前、淡路市佐野新島、淡路佐野運動公園第1野球場

 第28回全国高校女子硬式野球選手権大会が20日、兵庫県の淡路、丹波両市で開幕し、開会式が開かれた。今年は史上最多の61校が出場。阪神甲子園球場(西宮市)での決勝(8月3日)を目指し、熱戦が繰り広げられる。

 淡路佐野運動公園第1野球場(淡路市佐野新島)には初日の第1、2試合で対戦するチームが参加。前回優勝の神戸弘陵(神戸市北区)が優勝旗を返還した後、門康彦淡路市長が「女子野球の歴史をつなぐのは皆さん。野球を大いに楽しんで」とエールを送った。

 松本国際(長野県)の岩方陽和主将が代表し、「今ここに立てるのは家族や仲間、指導者などの支えがあるから。感謝を胸に最後まで諦めず正々堂々プレーする」と宣誓した。

 16強を決める予選トーナメントは淡路、丹波両市の4会場で開催。決勝トーナメントは今月25日から丹波市内の2会場で行う。兵庫県からは姫路別所(姫路市)、神戸国際大付(神戸市垂水区)、神戸弘陵、蒼開(洲本市)と丹波連合の5チームが出場する。(荻野俊太郎)