神戸新聞取材班が執筆した「黴(カビ)の生えた病棟で ルポ神出病院虐待事件」(毎日新聞出版・1760円)がこのほど重版された。6月下旬の出版から好評を受け、半月でスピード重版が決定。ノンフィクションライターの水谷竹秀さんが共同通信社に講評を寄せた。
◆ ◆
自分がもし同じ環境に置かれたら、周りに流されずに「NO」と言えただろうか。本書を読み進めるうちに、そう断言できる自信がなくなった。それほどまでに組織は、人を変えてしまうからだ。
神戸新聞取材班が執筆した「黴(カビ)の生えた病棟で ルポ神出病院虐待事件」(毎日新聞出版・1760円)がこのほど重版された。6月下旬の出版から好評を受け、半月でスピード重版が決定。ノンフィクションライターの水谷竹秀さんが共同通信社に講評を寄せた。
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自分がもし同じ環境に置かれたら、周りに流されずに「NO」と言えただろうか。本書を読み進めるうちに、そう断言できる自信がなくなった。それほどまでに組織は、人を変えてしまうからだ。