阪神・淡路大震災の犠牲者を追悼し、教訓を継承する「神戸ルミナリエ」(24日~2月2日)の開幕を前に、神戸市中央区のメリケンパークや旧居留地で21日夜、試験点灯があった。
30回目となる今年の作品テーマは「30年の光、永遠に輝く希望」。大きく傷ついたまちが復興の道のりを歩み、より美しい神戸になる希望の象徴に-との思いを込めたという。
試験点灯では、メリケンパークの「光の回廊」や、旧居留地にある「光の看板」に明かりがともされ、夜の街並みが幻想的な雰囲気となった。
24日からは電球約41万個を使い、これら2カ所や東遊園地の会場内で作品が分散展示される。同日午後5時40分、三井住友銀行神戸営業部前広場(同区浪花町)で点灯式が開かれる。
点灯は各会場とも薄暮(午後4時ごろ)から午後9時半まで。メリケンパークの一部エリアは有料。神戸ルミナリエ組織委員会事務局TEL078・230・1001(安福直剛)