任期満了に伴う兵庫県新温泉町長選（１０月２１日告示、同２６日投開票）で、現職の西村銀三氏（７６）が３選を目指して立候補する意向を固めたことが２３日、分かった。早ければ町議会６月定例会で表明するとみられる。
西村氏は同町出身。同町井土で小売店を経営し、１９９８年から温泉町議と新温泉町議を計５期務めた。２０１７年の町長選で初当選し、２１年に再選された。
西村氏は取材に「浜坂道路２期の開通に合わせて住宅施策に力を入れ、人口減少対策につなげたい」と話した。選挙戦になれば、町議会との対立で停滞する浜坂地域のこども園再整備が争点になりそうだ。
同町長選で立候補の意向が明らかになるのは初めて。（長谷部崇）
