右手に明石海峡大橋、左手に五色塚古墳。2本の車いす用のスロープが延びるプレハブ小屋は、急転直下の解散総選挙のあおりを食った結果、駐車場に設けられた仮設投票所である。
3週間あまり前。国から各地の選挙管理委員会に選挙準備を促す連絡が入った。兵庫県内の市町の選管も2月8日もしくは15日とされた投開票日に向け、投票所の確保などを急ぐも、一部は押さえられなかった。
神戸市垂水区の第15投票区もその一つ。有権者数は約5300人だが、従来の投票所が改修工事中で使えず、仮設の設置となった。
4世紀後半に造られた前方後円墳の大きな墳丘を目の前にした、急ごしらえのプレハブ。ここで投じられる票は、どんな民意を映し出すだろう。(吉田敦史)






















