工事前の山田川西踏切。待機場所が狭く、分かりにくいことが問題に=2025年5月、同
工事前の山田川西踏切。待機場所が狭く、分かりにくいことが問題に=2025年5月、同

 昨年1月に女性2人が死亡する事故があった神戸市垂水区の山陽電鉄「山田川西踏切」の安全対策工事が18日に完了した。だが事故で顕在化した「待機場所が危険な踏切」について、国は緊急対策を必要とする全国の踏切リスト(踏切道安全通行カルテ)に盛り込んでいない。山電を含む兵庫県内の主要鉄道5社は取材に「県内で同種の危険踏切はなかった」と答えたが、国の危険判定からは漏れたままだ。(長沢伸一)