プログラミングやAI(人工知能)の活用、ロボットづくり-。兵庫教育大学付属小学校(加東市山国)で取り組む、情報活用能力を基盤としたSTEAM(スティーム)教育の授業が、全国の教育関係者らの注目を集めている。教科ごとに学びを分けず、国語や算数などを横断しながら「できた」「楽しい」を積み重ね、自分たちの考えが社会の役に立つ実感を育んでいる。(井筒裕美)
スティーム教育は科学、技術、工学、芸術、数学の5分野を統合的に学び、問題解決能力や創造性を育む。生成AI時代に対応した次世代の教育手法とされ、同小では本年度、新たな教科「情報活用科」を設置。情報を活用する力を軸に、各教科の学びをどうつなぎ、実社会で生かすかを整理した。
週に1時間ほどの情報活用科の授業では、1年生時からタブレットを使い、アプリの開き方などの基本操作や文字入力を学習後、簡単なプログラミングに取り組む。文書やプレゼンテーション資料の作成にも挑戦し、学年が上がるにつれて内容を発展させる。
6年生になると、お掃除ロボットの製作など、より実践的な活動にも挑む。家庭科の床の拭き方、理科の電気の働き、図工で培ったデザイン感覚など、他教科の学びを生かし、コンピューターで身近な困り事を解決する力を身に付ける。
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