神戸市中央区の旧元町高架通商店街(通称・モトコー)で、これまでとこれからのモトコーを考えるアート企画「モトコロジー」が大詰めを迎えている。最終日の31日まで「大前夜祭」を展開中。同企画ディレクターで、神戸出身の俳優森山未來さんと歩いた。
「ここにオートクチュールの靴屋さんがあって、その商品がかわいくて。どうしても欲しくてバイトして買いましたね」
森山さんが足を運んだモトコーも、再整備が進み、かつての雰囲気を残す最後の区画(旧1番街・2番街)で2026年度、解体に向けた作業が始まる。森山さんらは神戸にとってモトコーとは何だったのかを問い直そうと昨夏、同企画を立ち上げた。
モトコーの浜側店舗の外壁に描いた日時計、通路には独自のカプセルトイ(ガチャガチャ)、シャッターの穴越しに鑑賞するアーティスト作品…。さまざまな仕掛けや展示でモトコーらしさを表現している。
大前夜祭では20日から3日間、モトコーマーケットを開催。ワークショップなど多彩な催しもあり、同午後5時からは、メンバーらが企画を通じて見えてきたことを語り合う。森山さんは「今も独特の空気が残っている。昔のモトコーを知らない人にも追体験してほしい」と話している。(記事・段 貴則、撮影・長嶺麻子)
























