朝の通勤、通学者で混雑する六甲ライナー魚崎駅=神戸市東灘区魚崎西町4
朝の通勤、通学者で混雑する六甲ライナー魚崎駅=神戸市東灘区魚崎西町4

 耐震性不足による兵庫県庁舎(神戸市中央区)の建て替えに伴い、県の主要部署が来年5月から順次、六甲アイランド(同市東灘区)に仮移転するため、六甲ライナーの混雑が懸念されている。朝夕のラッシュ時間帯のピークは乗車率100%を超え、そこに県職員約1300人が加われば、現在の利用者に大きな影響が出る。市などは時差出勤を求めるが、県も簡単には進められないようで見通しは定まらない。

 ホームに高校生や専門学校生、通勤者らの長い列ができる。列車が到着しても、全員が乗れずに次の便を待つ。平日朝の六甲ライナーの駅では、毎日のように見られる光景だ。

 六甲ライナーを運営する神戸新交通によると、午前7時43分~8時43分の六アイに向かう列車は22本。2分50秒ごとに運行している。昨年10月の調査では、この1時間の乗車率は平均111%。ピークの8時半過ぎに140%を超えた。