29日午前11時ごろ、姫路市本町の白鷺小中学校から「理科の実験中に煙が出た」と119番があった。理科室で授業を受けていた8年生(中学2年生)35人の多くが体調不良を訴え、うち20人が救急搬送された。いずれも軽症だったが、女子生徒2人が経過観察のため入院した。
同市教育委員会によると、同日午前10時10分ごろ、担当教諭(26)が理科室で、砂糖と塩素酸カリウムを混ぜた物に硫酸を加えると発火する「炎色反応」を見せる実験を始めた。しかし、想定を超える白煙が発生し、刺激臭もしたため、教諭は生徒を廊下に避難させ、残った物質をアルミホイルで包んで教室内のごみ箱に捨てた。生徒を教室に戻したところ、ごみ箱から発火。教諭は再び生徒を外に出し、消火器で消し止めた。生徒は喉の痛みや頭痛を訴えたという。
姫路市では昨年9月にも、山陽中学校で理科の実験中に事故が起き、破裂したフラスコのかけらで男子生徒1人がすり傷を負うなどした。角倉要教育次長兼学校教育部長は「同じような事故を起こし、弁明の余地がない。原因を検証した上で未然防止を指導していきたい」と話した。(有島弘記、真鍋 愛)























