兵庫県教育委員会は21日、2026年度の県立高校の特色選抜入試で、小論文を採点する教員に対して、自身が顧問を務める運動部を志願する受験者の得点に配慮するよう求める発言をしたとして、播磨東地区の県立高校に勤務する男性教諭(36)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にしたと発表した。
県教委によると、男性教諭は今年2月10日、採点担当の20代の男性教員を運動部の備品倉庫に呼び出し、同16日に予定されていた同校の特色選抜の小論文考査において「(男性教諭が顧問を務める)運動部を頼むわ」などと発言し、得点への配慮を求めたという。同12日にも、採点担当の20代の女性教員に「運動部の受験生、頼むわ」と発言。両教員の反応から、男性教諭は自身の意図が伝わったと思ったという。事案は両教員が校長に相談して発覚。両教員はいずれも採点基準に基づき公正に採点しており、合否判定への影響はなかったとしている。
県教委の調べに対して、男性教諭は「発言によって心理的負担をかけてしまったことに謝罪したい」と話している。男性教諭は本年度から別の運動部の顧問になった。(合田純奈)























