神戸市は7日、同市須磨区の須磨海浜公園で樹木1本が倒れ、近くを歩いていた市民2人に接触し、負傷する事故が発生したと発表した。うち1人は下敷きになり病院に搬送された。市は2024年度に実施した緊急点検でこの木の異常を確認しており、26年度中に伐採予定だったという。
市によると、1日午後7時10分ごろ、公園東側の緑地内にあるアキニレ(高さ約10・5メートル)が根元から倒れ、散歩中だった市内の50代男性と20代男性に接触。50代男性が下敷きになり、全身打撲や額に切り傷を負った。20代男性も軽いけがをした。幹の内部は腐っていたという。神戸地方気象台によると神戸では1日、最大瞬間風速20・6メートルを記録した。
神戸市では23年3月、市管理の公園で樹木が倒れ男子中学生=当時(13)=が腰の骨を折る事故があり、市は4100万円を支払い和解。この事故を受け、公園の樹木計11万本を緊急点検した。約1万1千本が倒木の恐れがあり、25年度中に約7300本を撤去し、26年度中に残りの伐採を完了する方針だった。
市は計画を前倒しし、須磨海浜公園内の危険度が高いケヤキやソメイヨシノなど計10本を近日中に伐採するという。(門田晋一)






















