水道部品がなくなっていたのが見つかったUR新多聞団地=神戸市垂水区学が丘5
水道部品がなくなっていたのが見つかったUR新多聞団地=神戸市垂水区学が丘5

 神戸市垂水区学が丘5の新多聞団地の約20棟で、水道の止水栓などが多数取り外され、盗まれていたことが25日、管理会社の都市再生機構(UR)への取材で分かった。事業準備のために入居者がいない500~520号棟の空き室で見つかり、被害は最大で約500戸に及ぶ可能性がある。URは近く兵庫県警に被害を届ける方針。

 URによると、5月18日に巡回点検中、階段室を封鎖するドアの留め金具が切断されているのを見つけて被害が発覚。水道の止水栓は青銅製で、配水管から取り外されていた。電気設備の部品が切り外されているところもあった。

 県警も事態を把握しており、被害届が出次第、受理する方針。県内では4月から真ちゅう製の水道メーターが盗まれる被害の発覚が相次いでいる。神戸市西区の市営玉津西住宅でも5月7日に同様の被害が見つかった。新多聞団地の被害のあった棟ではUR側が既に水道メーターを取り外していた。

 銅は通信ケーブルや電線などに使われ、近年価格が高騰している。生成人工知能(AI)の普及により、膨大な計算を担うデータセンターの建設が進み、世界的に需要が急増していることが背景にある。