兵庫県内で交通死亡事故が続発する中、県警は1日、速度オーバーを抑制する「機動速度取締隊」を発足させた。6月までの死者数は計60人(速報値)で、前年からの増加数は全国ワースト。県警は同日以降、10日間にわたって幹線道路を中心に集中的な取り締まりを行う。
県内では昨年、年間の死者数が統計史上初めて100人を割り込み計98人だった。ただ、今年に入ってから増加傾向に転じ、1~6月は前年同期比で18人増加した。
県警交通企画課によると、増加の理由は判然としないが、事故の主な原因は速度の出し過ぎとみられる。こうした状況を踏まえ、県警本部交通部の約60人でつくる取締隊を編成。各署の取り締まり支援などを行いドライバーに警戒を促す。
神戸市須磨区古川町2の国道2号では午後5時過ぎから、県警交通指導課と須磨署の8人が取り締まりを実施。レーダーで測定し、スピード違反の車に停止を求め、切符を切った。
交通指導課は「車の速度が上がれば、事故が起きたときに亡くなる可能性が高まる。重大事故を起こしてしまう前に安全運転を意識してほしい」としている。(森下陽介、山岸洋介)























