国内最高齢だったコアラ「のぞみ」(淡路ファームパーク・イングランドの丘提供)
国内最高齢だったコアラ「のぞみ」(淡路ファームパーク・イングランドの丘提供)

 兵庫県は10日、南あわじ市八木養宜上の観光施設「淡路ファームパーク・イングランドの丘」が飼育する国内最高齢のコアラ「のぞみ」(雌、18歳4カ月)が8日に死んだと発表した。

 のぞみはオーストラリア西オーストラリア州が県との友好・姉妹提携30年を記念し、2011年3月に贈った4匹のうちの最後の1匹。東日本大震災の被災地復興などを願い、公募で命名された。

 同施設によると、人間でいうと90歳程度に相当し、死因は老化による消化管機能不全。昨秋から消化機能が低下し、死亡の前日にはおなかが痛いようなそぶりを見せ、当日は朝からえさを食べなくなったという。

 「甘えん坊で人懐っこく、人気者だった。まだ実感がなく、さみしい」と飼育担当長の後藤敦さん(44)。18日から当面、コアラ館に献花台を置く。

 国内最高齢のコアラは、同施設の「だいち」(雄、12歳10カ月)となる。ギネス世界記録に認定された史上最高齢のコアラは、同施設で22年11月に死亡した「みどり」(雌、25歳9カ月)。(上田勇紀)