〈傷ついた神戸を もとの姿にもどそう〉
阪神・淡路大震災からの復興の願いを合唱曲「しあわせ運べるように」に託した作者、臼井真さんが亡くなった。被災した街の光景に心を痛めて作ったメロディーは、当時の兵庫と同様、国内外の被災地に希望をともし、歌い継がれてきた。
歌詞が浮かんだのは、阪神・淡路の約2週間後。多くの建物が倒壊し、変わり果てた神戸の姿をテレビ映像で見た時だった。自身も自宅が全壊。こみ上げた街への思いを走り書きした。未曽有の揺れから約1カ月後、勤務先の旧吾妻小学校(神戸市中央区)の運動場に電子ピアノを置き、完成した曲を児童らと歌った。
























