兵庫県内最大の湿原として知られる宝塚市北部の丸山湿原群で、自生するサギソウが純白の花を咲かせ、シラサギが羽ばたくような姿でハイカーの目を楽しませている。見頃は今月末までという。
日当たりの良い湿原に生えるラン科の多年草で、花の大きさは約3センチ。県版レッドデータブックBランクに指定され、絶滅の恐れが高まっているとされる。
市民グループ「丸山湿原群保全の会」によると、今月22日の調査で平年並みの918株の開花を確認。今夏は高温と少雨で湿原の乾燥が進んでいるといい、今住悦昌代表(65)は「厳しい環境の中、きれいに咲いてくれた」とほっとした様子だった。
湿原には立ち入らず、木道上から観察するなどマナー順守を呼びかけている。(小林良多)
























