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オンライン会見で五輪代表入りの喜びを語る杉原愛子(中央)。左は武庫川女大の大野和邦監督
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オンライン会見で五輪代表入りの喜びを語る杉原愛子(中央)。左は武庫川女大の大野和邦監督

 東京五輪の体操女子団体総合メンバーに選ばれた杉原愛子(武庫川女大)が19日、オンライン会見に臨んだ。15日のNHK杯で2大会連続の五輪切符を手にし「実感が湧いてきた。団体でのメダル獲得を目指し、演技で(周囲に)恩返ししたい」と1964年東京大会以来となる日本女子の表彰台を誓った。

 五輪代表選考会のNHK杯で、杉原は4位に。自動的に代表入りが決まる3位以内を逃したが、ユルチェンコ2回ひねりを持つ跳馬などでチームへの貢献度が評価され、4人目に滑り込んだ。

 最終種目の床運動は好きなアーティスト、Nissy(ニッシー)こと西島隆弘さんの曲を使用。アップテンポに合わせ、持ち前の表現力と笑顔で安定した演技を披露し、3大会連続代表を狙う寺本明日香(ミキハウス)に競り勝った。会見に同席した武庫川女大の大野和邦監督は「意志の強さ、やり遂げる力はトップクラス」とたたえた。

 大阪府東大阪市出身の杉原は、朝日生命を経て2019年春、同大学の短大部に入学。現在は休学し、競技に専念する。女子団体総合で日本の4位に貢献したリオデジャネイロ五輪を経て「今はもう21歳。ダイナミックな、大人の演技をしたい」と成長を示す機会にする。

 新型コロナウイルスの感染拡大で五輪の開催が危ぶまれる状況にも「強くなることだけに集中する。メダル獲得の目標を達成するために、ひたすら練習する」と語った。(藤村有希子)

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