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俊足を生かした走塁が持ち味の三菱重工Westの根来祥汰=姫路市広畑区小松町
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俊足を生かした走塁が持ち味の三菱重工Westの根来祥汰=姫路市広畑区小松町
打撃フォームが固まり確実性が増す日本製鉄広畑の堀口裕真=姫路市広畑区小松町
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打撃フォームが固まり確実性が増す日本製鉄広畑の堀口裕真=姫路市広畑区小松町

 社会人野球の日本選手権は29日から7月14日まで(予定)、ほっともっとフィールド神戸と京セラドーム大阪で開催される。兵庫勢の日本製鉄広畑は6月29日、JFE西日本(広島)と対戦し、三菱重工Westは7月3日にJR四国(香川)と激突。ともに1回戦から登場し、トーナメント戦の頂点を狙う。(有島弘記)

 4大会連続25度目の三菱重工Westは今年1月、神戸・高砂を母体にチームが再編され、名古屋、広島の選手が加わった。右腕八木、左腕森のプロ注目投手を擁し、4番西岡を中心に打線も活発。2度目の覇権に向けて戦力は充実する。

 2大会ぶり17度目の日本製鉄広畑はエース川瀬に加え、池田が好調。左腕島袋も台頭し、投手陣は粒ぞろい。打線はフルスイングが浸透し、中でも主軸の西川、椎名らは柵越えを放つ力がある。守備も堅く、初の頂点に向けて士気は高まっている。

■俊足進化駆け引き巧み 三菱重工West・根来祥汰外野手

 足が速いだけのリードオフマンではない。

 三菱重工Westの外野手、根来祥汰は50メートル6秒を切る俊足だが「ピッチャーのクイック、キャッチャーの肩に配球。走り以外を意識して」と駆け引きを巧みに制し、次の塁を奪う。

 入社後の進化だった。滝川第二高3年の2015年夏、兵庫大会で8試合8盗塁を決め、甲子園にも進んだが、当時は足の速さだけで相手の警戒を上回った。高卒6年目の今は、数字として残らない「プレッシャー」を追求。塁に出れば走る動作を繰り返し、速球や甘い球を投げる状況に相手を追い込む。そして、味方の好機拡大や生還の一打につながれば成功だ。

 進歩は、打撃面も。日本選手権出場を決めた春の京都大会で4割6分7厘の高打率を残し、最高殊勲選手賞に輝いた。昨年までは引っ張る傾向が強く、変化球に泳がされたが「バットを短く逆方向に」と、広角への意識が結果につながった。

 18年の都市対抗大会で準優勝を知る23歳は、頂点を分ける要素を「全力疾走とか基本的なところ」と即答する。その姿勢でチームの先頭に立つ。

■強振貫徹確実性も向上 日本製鉄広畑・堀口裕真外野手

 つなぎだけの2番打者ではない。

 日本選手権進出を決めた春の岡山大会で首位打者に輝いた日本製鉄広畑の外野手、堀口裕真。身長169センチながら強振を貫き「長打もあるぞと、幅広くやらないと通用しない」と話す。

 滋賀県出身で、近江高-龍谷大を経て3年目。岡山大会で4割7分1厘の好成績を残せた要因はフォーム固めにある。

 「気持ち悪くなると一年中フォームを変えていたが、今年はバチッと決まった」。最初からバットを後ろに引いて構えると軌道が安定。1球で仕留める確率が上がり、外野の間に運べば、50メートル6秒の足を存分に生かす。

 入部当初は、ゴロ狙いの当てる意識が強かったというが、コーチに「強く振れ」と何度も求められた。自主的に下半身と背筋を鍛えると、飛距離も増し、今は「もっと飛ばしたい」と、スラッガーのような心持ちだ。

 日本選手権は自身初出場だが「優勝したい。狙えるチームだと思っている」と力強い。後ろで待つ主軸は一発長打を秘め、岡山大会は1試合平均5・8得点。強力打線の起爆剤になるつもりだ。

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