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国籍を韓国から変え、日本代表として五輪に出る夢をかなえたソフトボールの清原奈侑=2020年10月、尼崎市のベイコム野球場
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国籍を韓国から変え、日本代表として五輪に出る夢をかなえたソフトボールの清原奈侑=2020年10月、尼崎市のベイコム野球場
国籍を韓国から変え、日本代表として五輪に出る夢をかなえたソフトボールの清原奈侑=2020年10月、尼崎市のベイコム野球場
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国籍を韓国から変え、日本代表として五輪に出る夢をかなえたソフトボールの清原奈侑=2020年10月、尼崎市のベイコム野球場

 新型コロナウイルス禍で1年延期された東京五輪は21日に競技が始まり、ソフトボールの日本が福島市で豪州との開幕戦に挑む。園田学園女子大(尼崎市)出身の捕手、清原奈侑さん(30)=日立=は「日本代表として五輪に出たい」と国籍を韓国から変え、夢をかなえた。「一生に一度の舞台。最後の最後までチームのために全力を尽くす」と2008年北京大会以来の日本の金メダルに照準を定める。

 きっかけは大学時代。大阪市で育った在日コリアンの清原さんに、韓国代表と大学日本代表の双方から声が掛かった。どちらを選ぶべきか祖母に相談すると、「強い方を選びなさい」と助言された。

 他の親族の反対を押し切り、日本への国籍変更を決断。代表候補選手の合宿に参加した昨年1月には、経緯や五輪への覚悟をメンバー、スタッフに伝えた。自身も中国から国籍を変えた宇津木麗華・日本代表監督(58)は「オリンピックへの思いに感動した。彼女は人生を懸けていると分かった」と振り返る。

 背中を押してくれた祖母は昨年、闘病の末に亡くなった。「出場する姿を見たいと、治療を頑張ってくれていた」と清原。「いつも笑顔で」という祖母の教えが身に染み、グラウンドで笑みを絶やさない。

 ソフトボールはロンドン、リオデジャネイロの両大会で五輪競技から外れ、東京で3大会ぶりに復活する。園田女大時代の恩師、木田京子監督(48)が「心の熱い子。投手の持ち味を生かすために配球の既成概念を壊すなど、発想が斬新」と評する扇の要。「チームの空気が暗いときには明るく変えたい。わくわくしている」と世界の強豪に立ち向かう。(藤村有希子)

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