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車いすラグビー1次リーグのフランス戦で初出場し、相手の進路に先回りする倉橋香衣(右)=25日、代々木競技場(撮影・吉田敦史)
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車いすラグビー1次リーグのフランス戦で初出場し、相手の進路に先回りする倉橋香衣(右)=25日、代々木競技場(撮影・吉田敦史)

 東京パラリンピック第6日の29日、車いすラグビーの3位決定戦が東京・代々木競技場であり、日本は60-52で豪州を下し、2大会連続となる銅メダルを獲得した。唯一の女性選手、倉橋香衣(商船三井、神戸市須磨区出身)は今大会、兵庫勢第1号のメダリストとなった。

 日本は第1ピリオドを17-14とすると、第2ピリオドは30-25と5点差に広げて試合を折り返した。第3ピリオド以降も順調に加点して快勝した。

 倉橋はベンチスタート。第1、第2ピリオドは終盤に登場し、日本のリードを保った。第3ピリオドは残り2分21秒で出場し、守備に戻る相手エースをタックルで転がして味方の得点をアシスト。第4ピリオドは58-49の場面で投入され、コート上で銅メダル獲得を決めた。(有島弘記)

 【車いすラグビー】 楕円(だえん)球でなく、バレーボールを基に開発された専用球を使い、男女混合の4人対4人で争う。選手の障害の程度によって0・5点から3・5点まで7段階の持ち点(小さいほど重度)があり、コート上の4人の合計を8点に収める必要がある。女性選手が含まれる場合、1人につき0・5点の追加ポイントが許可される。倉橋香衣の持ち点は0・5点で、守備面で相手の攻撃者を止めるなど戦術の鍵を握っていた。

【特集ページ】東京パラリンピック2020

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