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 「サイレント、プリーズ(静粛に)」。30日、視覚障害者による5人制サッカーの1次リーグA組、日本対ブラジルを取材した。ボールに入った鈴の音と目が見えるGK、相手ゴール裏に立つガイドの指示が頼りの競技で、パラリンピック5連覇を目指す王国ブラジルの技巧に驚かされた。

 特にエースナンバー「10」を背負った選手は小刻みにボールに触れながら運び、囲まれても体を相手に預けてするりと突破。フットサル経験がある他社の記者は数々の足技に「健常者レベルですよ」と興奮していた。

 一方の日本。ユニホームは、東京五輪を戦った堂安律(PSVアイントホーフェン、尼崎市出身)らと同じデザインだ。5人制や電動車いすなど国内7団体による日本障がい者サッカー連盟が2016年に発足し、日本サッカー協会に加盟。同じ仲間として“勝負服”が統一されている。

 新型コロナウイルス禍でスポーツの意味が問われる中、障害の有無を超え、見える形で調和を図る日本サッカー界の取り組みは、一つの事例になる。同連盟会長で健常者の元日本代表だった北沢豪氏は連盟ホームページで「共生社会の実現に向け」などと決意を記している。(有島弘記)

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