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初めてテニスの全日本選手権に挑む姫路大の西本聖良=姫路市の同大学
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初めてテニスの全日本選手権に挑む姫路大の西本聖良=姫路市の同大学

 テニスの日本一を決める大正製薬リポビタン全日本選手権(30日~11月7日・兵庫県三木市ブルボンビーンズドーム)女子シングルスに、姫路大3年の西本聖良が初出場する。進境著しい20歳は「力を出し切ってどこまで通用するのか試したい」と意気込む。(長江優咲)

 京都市出身。「競技に打ち込みたい」と、環境が整う同大学へ進んだ。174センチの長身から繰り出す力強いサーブが武器。主力として心身ともたくましさを増し、山本康博監督も「パワーがある」と太鼓判を押す。

 創部7年目の姫路大は9月、関西学生リーグの6校によるトーナメントを制し、2年ぶり2度目の全日本大学対抗王座決定試合(11月8~12日・愛媛県総合運動公園)出場を決めた。西本は単複両方に出場する一方、同時期の全日本選手権西日本大会でも優勝を果たし、今回の挑戦権を得た。

 転機は今春、1学年後輩の松下菜々(相生学院高出)に公式戦で敗れ、号泣したこと。勝っても内容に納得できず涙を流していたジュニア時代を思い起こし、原点に立ち返ったという。「チャレンジャーとして、次につながる大会にしたい」と西本。チームに経験を還元するためにも、プロ相手に全力でぶつかる。

 男子シングルスには、西日本大会を勝ち抜いた原崎朝陽(ノア・テニスアカデミー神戸垂水)も出場する。

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