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2020年のデサント東海クラシックでプロ初優勝を飾った古江彩佳は色紙に「笑顔」「感動」としたためた=神戸新聞社
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2020年のデサント東海クラシックでプロ初優勝を飾った古江彩佳は色紙に「笑顔」「感動」としたためた=神戸新聞社
2021年の正月に同い年の坂本花織(右)と対談した際、「新成人の誓い」として「自分らしさ」と記した古江彩佳=名古屋観光ホテル
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2021年の正月に同い年の坂本花織(右)と対談した際、「新成人の誓い」として「自分らしさ」と記した古江彩佳=名古屋観光ホテル

 女子ゴルフで初の賞金女王にあと一歩、届かなかった古江彩佳(神戸市長田区出身)。3歳でゴルフを始め、神戸市立長田中3年時に全国中学校選手権で優勝するなど早くから頭角を現し、滝川第二高を経て2017年にナショナルチーム入りした。19年の富士通レディースで史上7人目のアマチュア優勝を飾ってプロに転向。20年は3勝、今年も3勝を挙げ、ポイントで争う最優秀選手に輝き3年シードを確保した。瞬く間にトッププロへと駆け上がった21歳。これまでの節目で残したコメントを振り返る。

       ◆2019年       

■アマチュアで初V「ここしかない」

「(11月の)プロテストへの最終調整の試合という感覚でした。優勝してのプロ転向はそれほど考えていなかったけど、最終日の前半に(1位を)とらえた時、『ここで優勝するしかない』と思いました。(一発勝負の)プロテストには、どうなるか分からない怖さがあったから。その時期に調子が落ちるかもしれない。だから『ここしかない』と」

(2019年10月20日に富士通レディースで史上7人目のアマチュア優勝を達成。12月の地元帰郷時のインタビューで快挙を振り返る)

       ◆2020年       

■プロ初V「心臓がバクバク」

「(アマ優勝の時とは違って)プレーしている後半から緊張が始まっていて、緊張で心臓がバクバク。体がちょっと動かないのがあって『これがプロか』と思った」

(2020年9月20日。デサント東海クラシックで東浩子とのプレーオフを1ホール目で制しプロ初優勝)

■年間3勝「すごくうれしい」

「私自身、『1勝できたらうれしいな』と思いながらシーズンに挑んだ。それにコロナで試合数が半分ぐらいになった。その中で3勝もできたのはすごくうれしい」

「(コロナ禍でシーズン開幕が遅れ)プラスになった面もある。私は中途半端な距離が得意じゃなかった。(休止中に)グリーン周りの練習を増やせた。距離感をつかむ練習を繰り返した。あとは体幹、体力を高めるためにランニング。試合があれば、毎日はできなかったと思う」

(3勝を挙げた2020年の国内ツアー終了翌日。母校の滝川第二高校を訪れて今季の戦いぶりを回顧)

       ◆2021年       

■新成人対談「緊張するタイプじゃない」

「結果的には周りの選手との戦いになるけど、自分次第でスコアも変わる。精神状態を保たないといけないのが難しいけど、平たんな心でいるというのは、自分にはプラスかな。視線を感じるのも慣れました。赤ちゃんが泣いても全然気にせず打ちます。もともと緊張するタイプじゃないし、(昨年12月の)全米女子オープンも『緊張したのかな?』というくらい。注目してくれた方がうれしい」

「将来は結婚をして、子どもを産んでからもゴルフに復帰して勝つ、というのが女性としてかっこいいと思う。それをやってみたい。それにゴルフをやってたら、おばあちゃんになっても元気でいられると思う」

(2021年の成人の日を前に、ともに20歳で神戸出身アスリートの縁でフィギュアスケート女子の坂本花織と対談)

■母の好きな料理「揚げ豆腐入り野菜炒め」

「ごはんは家で食べられるので、お母さんが作った料理を食べられるので安心して過ごせている。(一番好きなお母さんの手料理は)

何でも好きですけど、揚げ豆腐が入った野菜炒め。私がお願いすることも多いので」

「プロとしてしっかり予選通過して、4日間戦いたいというのは最初のクリア条件。(研修生時代は)考えすぎもよくないとキャディーをしながら思ったので、メリハリをしっかり自分でやっていけたらいいなと思う」

(宮里藍サントリー・レディース=2021年6月10~13日。高校卒業後に研修生として練習を積んだ神戸市北区の六甲国際ゴルフ倶楽部ではプロ転向後の初試合)

■東京五輪代表逃す「珍しく涙出た」

「オリンピックのことは関係なしに、今日のゴルフは自分で悔しいなと思って、珍しく涙が出た。終わった瞬間もですけど、ラウンド途中も後半入ってから全然入ってくれなかったので、何をすればいいんだろうっていう気持ちでうるっときた」

「(悔し涙は)あんまりないですね。ナショナルチームに入っていた高2の日本ジュニアで予選落ちした時ぐらいですかね」

(2021年6月27日。アース・モンダミン・カップは11位で優勝を逃す。渋野日向子、稲見萌寧らと戦っていた東京五輪代表争いから脱落)

■11カ月ぶりの栄冠「試練乗り越えた」

「アマチュア優勝した時は本当に自分のことだけ考えて思い切りプレーできていたかなと思う。プロになって最終日は天気も崩れて、試練を神様が自分に与えてるのかなっていう感じ。それをうまく乗り越えて優勝できた」

「(表彰式での涙は)うれしさから。今年は悪くもないけど、うまくもいかないという中途半端な時がずっと続いて、勝てないのかなと思ったりしていたのをちょっと思い出した」

(2021年10月17日。一昨年にアマチュア優勝した富士通レディースで昨年11月以来の栄冠。最終ラウンドは降雨によるコースコンディション不良のため中止となり変則プレーオフで勝みなみを下す)

■地元で初V「帰ってきて優勝うれしい」

「兵庫県に帰ってきて優勝ができたのは本当にうれしい。ジュニアの頃から見ていたコースでこうやって優勝できると思っていなかった。やっぱりギャラリーさんの前で優勝できるのは気持ちいい。18番ティーグラウンドに上がってきた時でさえも、たくさんのギャラリーさんに囲まれて『最後まで頑張らないと』って思わせてくれたのはよかった」

(2021年10月24日。延田グループ・マスターズGCレディースで2週連続優勝を飾り通算6勝目。地元兵庫の大会では初めての歓喜を味わう)

■今年の漢字は「追」

「(漢字一文字で今年を振り返ると)追い上げるの『追』。最初悪くて、後半追い上げたのが自分の中でもあるので、追い上げれたのが今年1年だった」

「自分の中では賞金女王を取るなら優勝だけだと思っていた。取れなかったことは悔しいけど、仕方がなかったかなと思う」

(2021年11月28日。最終戦のツアー選手権リコー杯は3位。首位の稲見萌寧と約845万円差で兵庫県出身者初の賞金女王ならず)

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