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就任2季目の今季、状況に応じて柔軟にチームづくりを進めた三浦淳寛監督=11月6日、ノエビアスタジアム神戸
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就任2季目の今季、状況に応じて柔軟にチームづくりを進めた三浦淳寛監督=11月6日、ノエビアスタジアム神戸
神戸新聞NEXT
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 昨年9月に強化責任者のスポーツダイレクター(SD)から指揮官に就いた三浦監督は、2季目の今季に神戸を3位へと導いた。代表クラスの主力をまとめつつ、競争を促してチームを活性化させる手腕が光った。

 「僕はトレーニングを一番大事にしている」とは、今季の取材で三浦監督が繰り返した言葉だ。ベンチ外の予定だった中坂を前日練習の動きを見てメンバー入りさせるなど、いぶきの森での日々に目を光らせた。そこでキャリアハイの出場機会をつかんだのが中坂や郷家、佐々木、初瀬ら若手たちだ。指揮官は「努力の幅は人によって違うが、みんなが近づいている感じがある。使ってみたいと思う選手が増えてきた」と手応えを示す。

 ボールを保持して主導権を握る「バルサ化」を掲げながらも、ピッチ上では現実主義者だった。イニエスタを欠いた序盤は中盤が台形の4-4-2で、走力に重きを置いた。大黒柱の復帰後は中盤をひし形にして役割を最適化。リードした終盤は5バックへの変更やセンターバックの小林、山川のサイドバック起用など、守り抜く采配も目立った。

 「とにかく結果にこだわったシーズンだった。ほっとしている」。すぐに始まる3季目の戦いに向け「もっと勝ち点を取りたいし、もっと魅力的なチームをつくりたい」とさらなる飛躍を誓う。

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