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ショートトラックの山名里奈(資料写真)
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ショートトラックの山名里奈(資料写真)

 夢の舞台には届かなかったが、間違いなく今大会のヒロインだった。女子総合で山名が堂々の2連覇を達成。16日に22歳となったばかりとあって「いいお誕生日プレゼントになりました」と屈託ない笑みを浮かべた。

 冷静に勝負どころを見極めた。1000メートル決勝は平井に続く2番手につけると、最終盤で仕掛けた。前日の1500メートルに続く2冠を飾り、上位8人による3000メートルも総合順位のライバルをマークして3位を守った。

 9月の全日本距離別選手権で結果を残せず、五輪選考につながるワールドカップ(W杯)代表からも漏れた。「懸けてきたのですごく悔しかった」というが、気持ちは切らさなかった。

 三田市出身。有馬高から山梨学院大に進み、「スケーティングのレベルが1、2段階上がった」。来春の卒業後も練習拠点を変えず、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪を目指すという。

 持久力や駆け引きに秀でた身長150センチのスケーターは、今大会7位に終わった500メートルを課題に挙げる。「スピード強化を図って上を目指したい。4年後への戦いは、もう始まっている」(山本哲志)

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