J1神戸のDF菊池が8日、神戸市兵庫区のノエビアスタジアム神戸で取材に応じ、センターバックとしてレギュラーに定着した今季を振り返った。加入2年目で37試合出場5得点の結果を残し「個人的には代表に入れず悔しさが残るが、この悔しさが自分を成長させる。いずれ圧倒的になる」と語った。
クラブ史上最高の3位躍進には「いろんな要素がかみ合った。経験ある選手が多くを示してくれて、それに引っ張られた」と仲間に感謝する。
Jリーグ優秀選手31人にも初選出されたが、「玲央くんのうまさを盗みたい」とDF大崎を手本に課題の足元の技術を伸ばす。9日に25歳となり「今は神戸でしっかり活躍して、多くの皆さんが幸せになれる形で海外に行けたら」と将来の欧州挑戦も思い描いた。
この日は「2021ベストシーンフレーム切手」のお披露目式に出席した。切手は今季の神戸の名シーンを厳選し、9日から神戸・三宮の公式グッズショップで300シートを限定販売。1シート(84円切手10枚)2500円。(山本哲志)