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東京パラリンピックを受けて人気が高まった競技の指導手引書を作った兵庫県障害者スポーツ協会の増田和茂理事=兵庫県庁
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東京パラリンピックを受けて人気が高まった競技の指導手引書を作った兵庫県障害者スポーツ協会の増田和茂理事=兵庫県庁

 昨夏の東京パラリンピックでも実施されたゴールボールとシッティングバレーボールについて、兵庫県障害者スポーツ協会は独自の育成講座を設けて指導者を増員した。体験希望が多く寄せられているためで、体験会の手引書もつくり、人気定着に力を入れる。

 東京パラ後、県内の小中学校から体験授業の相談が相次いだという。ところが、希望は平日のため、仕事を持つ選手や競技団体のスタッフを集めにくい。そこで、日本パラスポーツ協会の「地域における障がい者スポーツの振興事業」の委託金を生かし、指導講習会を開催。昨年末までに両競技で10人ずつ養成した。

 手引書も同事業を活用。東京パラに運営スタッフとして参加した県内の競技団体会員が編集に協力し、競技ルールや体験会の進め方、必要な物品などをまとめた。

 一連の取り組みを企画、実施した県障害者スポーツ協会の増田和茂理事は「(東京パラの)一つの財産として取り組んだ。体験指導を受けたい場合は、ぜひ問い合わせを」と呼び掛ける。県ユニバーサル推進課内の同協会TEL078・362・3280

(有島弘記)

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