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被災地への変わらぬ思いを胸に、鹿島戦の活躍を誓う神戸の菊池=神戸市西区、いぶきの森球技場(C)VISSEL KOBE
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被災地への変わらぬ思いを胸に、鹿島戦の活躍を誓う神戸の菊池=神戸市西区、いぶきの森球技場(C)VISSEL KOBE
東日本大震災から11年の節目に「活躍を届けたい」と語る神戸の郷家=神戸市西区、いぶきの森球技場(C)VISSEL KOBE
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東日本大震災から11年の節目に「活躍を届けたい」と語る神戸の郷家=神戸市西区、いぶきの森球技場(C)VISSEL KOBE

 明治安田J1リーグ第4節第1日の11日、16位のヴィッセル神戸はノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)で4位の鹿島アントラーズと対戦する。東日本大震災から丸11年となる11日に行われる一戦。J1神戸の東北出身2選手は、特別な思いでピッチに立つ。

 「大切な試合になる」。岩手県釜石市出身のDF菊池流帆は静かに言葉を紡いだ。中学2年で被災。三浦知良らのサッカー教室に刺激を受け、釜石初のJリーガーとなった。神戸加入3年目の今季、シーズンシートを購入してファンを招待する取り組みを始めた。自分と同じように「人生を変えるきっかけになるかもしれない」との願いがある。

 震災から10年以上がたったが、「地元に帰ると、傷跡やダメージをこの目で見てきた」と被災地に変わらぬ思いを寄せる。

 宮城県多賀城市出身のMF郷家友太は、昨年3月10日のFC東京戦で決勝ゴールを挙げた。「地元の人たちからも新聞記事が送られてきた」。故郷にいいニュースを届けられた喜びがあった。「今年も頑張るのみかな」

 チームはまだ勝利がないが、「1試合勝ったら絶対に波に乗れる。自分もチームの力になりたい」。22歳は節目の試合で活躍を誓う。(山本哲志)

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