兵庫県体育協会は１７日、２０２１年度県体協表彰の受賞者６６人を発表した。国際大会出場者（県スポーツ優秀選手賞の受賞者は除く）に加え、国民体育大会と主要マスターズ大会で３位以内に入った選手が対象。優秀指導者のほか、県内のスポーツ振興に尽力した功労者の栄誉もたたえる。

　優秀選手賞は東京五輪の重量挙げ男子９６キロ級に出場した山本俊樹（ＡＬＳＯＫ、三木東高出）、フィギュアスケート女子の海外２大会で活躍した三原舞依（シスメックス、甲南大）らが受賞した。優秀指導者賞には、２１年の冬季国体で過去最高の１１８点獲得に導いた県スケート連盟の８人が選ばれた。

　受賞者数は新型コロナウイルス感染拡大の影響で秋季国体が２年連続中止されたことなどが響き、対前年比で大幅減となった２０年度をやや上回る規模となった。（有島弘記）