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ヴィッセル神戸・ロティーナ監督=4月8日、ノエビアスタジアム神戸(C)VISSEL KOBE
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ヴィッセル神戸・ロティーナ監督=4月8日、ノエビアスタジアム神戸(C)VISSEL KOBE
ミゲルアンヘル・ロティーナ監督=2018年7月
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ミゲルアンヘル・ロティーナ監督=2018年7月

 サッカーJリーグ1部(J1)ヴィッセル神戸は8日、新監督にスペイン出身のミゲルアンヘル・ロティーナ氏(64)が就任すると正式に発表した。日本で4クラブ目の指揮を執るロティーナ監督は、同日午前のオンライン会見で「このタイミングでの就任はサッカーからもらったプレゼント。状況は想像していたものと違うが、偉大なファン、クラブと仕事ができるワクワク感がある。ベースとして重要なのは一体となって雰囲気を作っていくこと。それができれば結果は簡単に転がり込んでくると思う」と話し、J2降格圏内の17位に低迷するチームの再建に自信を見せた。

 スペイン1部のエスパニョールやラコルーニャでタイトル獲得の経験もあるロティーナ監督は、2017~18年にJ2東京ヴェルディ(東京V)、19~20年にJ1セレッソ大阪(C大阪)を指揮。昨季はJ1清水を率いたが、成績不振で昨年11月に契約解除となった。

 永井秀樹スポーツダイレクター(SD)は「たくさんの候補者の中から、ロティーナさんしかいないとの結論になった。私もヴェルディ時代、ロティーナさんの采配、緻密な戦術の構築を見させていただいた。守備の再構築に期待している」と説明した。栗原圭介強化部長も「日本を知っている。イニエスタら外国人選手とコミュニケーションが取れる。基本に戻り、チームをオーガナイズできる」と信頼を寄せた。

 神戸は開幕から勝ち星が遠く、昨季クラブ史上最高の3位に導いた三浦淳寛元監督(47)との契約を先月20日に解除。若手育成担当コーチだったリュイス・プラナグマ・ラモス監督(41)が暫定的に就任したが、6日のFC東京戦で2季ぶりの連敗を喫し、開幕9戦未勝利(4分け5敗)とクラブワースト記録をさらに更新していた。

 9試合でリーグ最多の15失点と守備のもろさは深刻で、守備戦術に定評のあるロティーナ監督の手腕に期待が懸かる。神戸は10日のホームC大阪戦を戦った後、タイで行われるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグに臨む。(山本哲志)

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